今日は2回目の娘の運動会。
最近は運動会で練習している歌や踊りを少し披露していましたが、実際どんなもんか面白そうです。
あいにくの空模様で前日の時点で体育館実施が決定していたけど、着いてみると会場はやはり相当狭い。
結局2才クラスは子供一人に対して親一人だけしかスペースがとれないので、自分はカメラをもって2階に移動。
今年は、世界各国を巡りながら、いろんなことに挑戦していく内容だった。
「世界中のこどもたちが」をみんなといっしょに歌い、「大好き!ニッポン!」で予想以上にうまく踊っていた。
(写真は仕方なく上から望遠で撮影)
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その後親子が参加する競技というか、アトラクションみたいなものが2つあって、自分が参加することになったけど、体育館は思いのほか暑くて、途中からはランニング1枚で参加。
それにしても、年齢によるクラスでここまで違うか、というのが運動会で顕著にわかるね。
一番上のクラスは統制がとれていて完全に団体でのパフォーマンスができていた。
1つ上のクラスを見ていると来年のうちの子のクラスはあんな感じか、というのがわかるのが面白い。
今年も手作り感あふれる楽しい運動会を企画してくれた先生方ありがとうございます。
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上諏訪呑み歩き旅行
春と秋に開催される上諏訪街道呑み歩きに参加してきました。
この情報を羽田空港で夏に行われた全国の酒の試飲会で入手して、妻の友人家族を誘ってみたら、話はどんどん進んで当日と相成りました。
一家族はお子さんの急病で残念ながらキャンセルになってしまったけど、こればっかりは小さい子供がいる限り仕方ない。
特急あずさで新宿を出発して2時間半くらいで上諏訪駅に到着。
駅の足湯に浸かって足を軽くしてから、今日お世話になる「民宿すわ湖」に向かった。
ここの宿は、「日本ボロ宿紀行」に載っていて、いろんな意味で興味をひかれていたところ。
着いてみるとうわさに違わぬ外観です。
中は時代が完全に遡ったような空間で自分個人的には好きですね。
地震の時には正直怖いかもしれませんが、建物のこの雰囲気は残しておいてほしいです。
さて、低姿勢の宿の方に案内されて荷物を預けた後は、呑み歩きのスタートまでは時間があるので、昼飯を食べてちょっと諏訪湖観光。
昼飯はうなぎ。
うなぎが有名らしくこの辺にはいくつも店がありますが、食べログで評価の高かった「古畑」というお店が宿の近くにあったので、そこにしてみた。
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うなぎは香ばしくで焼き加減がいい。
うなぎ好きの自分としては、ご飯は倍あってもいいくらいだった。
子供はご飯そっちのけでうなぎばっかり食べていた。
うなぎは高いのが難点だけどやっぱりうまいね。
昼を食べたあとは、諏訪湖まで歩いて出てブラブラ。
子供たち(うちの子と妻の友人の子供で3人、女の子)は楽しそうです。特にうちの子は。
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亀のくせに以外に早い観光船に乗り込み湖の上からの景色を楽しんだ後、間欠泉を見に行こうとしたけど、時間がおしていたので、呑み歩き会場へ向かった。
タクシーをつかまえようとしたけど、流しのタクシーがそうそう捕まるはずもなく、結果的に歩いていくことになった。
子供にとっては長い距離だったと思うけど、結構歩いてくれて助かったね。
会場近くになると首から何かチケットみたいなものをぶら下げた人が増え始め、会場はかなりの人になっていた。
国道20号沿いにある5件の酒蔵を歩いて回るこの企画ですが、一番の問題点は車でしょう。
多分何度も議論されてきている点だと思うけど、狭い歩道の上に人が溢れて、どうしても車道側にはみ出してしまうシチュエーションが出てしまうので、その危険性が問題ですね。
道路を通行止めにして一定の時間歩行者天国にした方が参加者としてはありがたいんだけど、この道路が国道20号という幹線道路なので多分それはできないんでしょう。
うちらのグループは一番奥の真澄で有名な「宮坂醸造」からスタートして、駅方面に戻ってくる感じで回ることになった。
念のためみんなでウコンの力を飲んでから呑み歩きスタート。
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まずは純米大吟醸から樽酒、生酒など少しずつセーブしながた飲み始めたものの、そのうち酔いがまわってくると、その辺は適当になり、いろいろな酒造を回って飲みたい酒をがんがんいきました。
最後の舞姫酒造では、気に入ったお酒(翠露 純米吟醸 美山錦)があったので、そればっかり飲んでハイ出来上がり。お土産にその気に入ったお酒を購入。
(しかしこのお酒は無残な最後を迎える・・・)
会場ではバンドの音楽でみんな盛り上がり、宿に歩いて帰ったんだけど、自分はどうやって帰ったのかはっきりと覚えていない。下のような写真がいくつも残っていたが、全部ブレまくり一枚もまともな写真なし。
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宿に着いたら、すぐに寝てしまったみたい。
夜中の2時くらいに起きだして露天風呂に入り、二度目の就寝。
翌日はウコンの力のおかげか、目覚めはよかった。
次の日はレンタカーで諏訪大社巡り。
上諏訪大社に行ってから、下諏訪大社へ。
これまでは下諏訪大社にしか行ったことがなかったんだけど、大社の雰囲気はいいですね。
下諏訪では「万治の石仏」なんてなかなかユニークな仏様を拝めたし・・・
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電車の時間に間に合うようにギリギリで上諏訪駅に戻って来たところで、事件は発生。
レンタカーから荷物を下ろす時に購入したお酒の入れてあったキャリーバックが落ちてしまい、バックの中で瓶が完全に破壊。みんなでボタボタと落ちるお酒を前にただただ見守るしかなかった。中は瓶のガラスが残り、もはやどうしようもない。
アルコールがたっぷり染み込んだ服やタオルなどをとりあえず取り出して、お酒の滴るバックをガラガラと引きづって、電車に乗り込んだ。
そんな感じだったから、乗り込んだ車両はかなり酒くさかったに違いない。
同乗されていた他の方々すみませんでした。
大社巡りをしていた時のお参りの仕方が無作法だったので、ちょっとバチがあったのかどうかわかりませんが、まあ最後を除けば非常に楽しい旅というか、呑みイベントでした。
たまには株の話でも
今日で9月が終わる。
今月は8月に引き続き、株を持っている人の多くにとっては多分我慢の月になったであろう。
自分は中国の株だけで勝負しているが、まあそれなりに覚悟はしていたとは言え、中国のH株はボックス相場から完全に下にブレークしてしまい、実際に9月のような相場になってくると精神的にはあまりいいもんじゃない。
欧州の信用不安を発端にした今の世界同時株安の状況は、正直言ってリーマン・ショックの時よりもタチが悪い。
リーマンの時には国がドーンと資金をつぎ込んで(世界で150兆?円とも)、何とか緊急蘇生手術ができたけど、現状各国ができることはあんまりない。
金融政策では、日本もアメリカも既に実質ゼロ金利になっているし、他の国の多くもインフレ動向を懸念して、金融緩和に慎重姿勢は崩せない。財政についても、肝心要の金は先進各国どこも財政赤字でまったく余力がない。(唯一中国だけはまだ国に体力があるが・・・)
世界で協調姿勢を打ち出し、これまでにやったこともないオペーレーションをいろいろ考えてはいるみたいだけど、打つ手が限られていることが市場に見透かされているから、資金はどんどんリスク回避の方向に動いて、株から逃げ出す状況になっている。
この状況はリーマンの時のように蘇生手術やカンフル剤投与などできないから、リスク資産回避の状況はある程度自然治癒することが見えるまでかなり長く続くことが予想される。
したがって株式市場の低迷はまだ始まったばかりと言えるかもしれない。
中国については経済は内需に移ってきており、他の国に比べて状況は悪くないが、どうしても市場のハードランディング懸念が拭いきれず株は他国の株よりもパフォーマンスが悪い状況になっている。グローバルの状況の改善はしばらく見込めないので、中国株はここからまだ30%くらいは下がってもおかしくはないと思う。
今でもちょっと前と比較するとバーゲンのような株価になっている銘柄がゴロゴロしているが、30%くらい下がるような局面では、多分銘柄関係なく、優良株まで投げ売りで下がってくるので、そこを拾っていけるように準備をしていきたい。
この下落局面でもキャッシュポジションは3分の1程度しかないが、それでも自分としてはキャッシュを増やしてきたつもりだ。下がる予想をしているならなぜ100%キャッシュにしておかないのか?という疑問があると思うが、予想なんてどんな予想であれ、あてになるものじゃないし、株を底値付近でドーンと仕込めるかといったら自分にはそんなことはできない。
基本中長期投資なので、長い目で見て今の株価が持っておいた方がいいというレベルの銘柄はまだ保有している。
セイリングクライマックスがいつ訪れるかはわからないが、市場全体が悲観的になって、暴落した時に株のポジションを高められればいいと思っている。
リーマンの時には唖然として見ているだけの状況だったが、今回は自分の意思で動いていきたい。
まだまだ辛抱、忍耐の時期が続きそう。。。
日本科学未来館で生asimo
日本科学未来館はゆりかもめで通る度にいつか行ってみたいと思っていたところ。
まあ何があるのか全く知らなかったけど、「科学未来」という言葉の響きだけで何となくワクワク感があったので。
で、今日は天気が悪かったので、そんなに人はいないだろうと勝手に想像して、開館前に現地に着いたんだけど、既に行列がかなりできていて驚いた。
やはり夏休みの子連れが多かったけど、大人だけのグループや若いカップルなんかもいた。
ここはそんな人気のあるところだったのか。。。
とりあえずプラネタリュームみたいなのは見たかったので、その予約券を入手するためには早く入場しなくてはならない、とちょっとあせっていると、年間パスポートに入ると優先的に前から入れるとアナウンスしていた。
「2回行けば元はとれるし・・・」ということで、入会してから前から割り込み。
その後予約券を取りに行くと13時からの券がギリギリセーフで取れた。
ここはテーマ毎にスペースがあって、地球環境、生命科学、情報科学、未来の生活などが楽しみながら体験できたりする。
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子供ももちろん楽しいが、大人にとっても面白いと思う。
正直自分一人で来てもいいかなと思うくらい。
ロボットワールドでは生asimoを拝ませてもらった。
やっぱり子供には大人気。うちの子もかなり喜んでいた。
<踊るasimo>
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<ボールを蹴ったasimo>
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他にもいくつもロボットがあるが、それぞれ特徴があって面白い。
とにかくいろいろと体験できるコーナーがあるので、参加していたら一日楽しめると思う。
それから今日は免疫についての特別イベントがあって、それも面白かった。
講演なども興味のある題材が多くて、子供連れでなかったら聞きたいところだったがそれはできず。
ところで、実験によく使われるというプラナリアをプレゼントしてくれるコーナーがあったので、もらってきた。
プラナリアって再生力が強くて、切り刻んでもそれぞれが個体として再生してしまうという有名な生物。
この生物についてはまた後日報告します。
panasonicセンター東京
有明のパナソニックセンターで子供が遊べるダンボールのすべり台などがあると、どこかで聞きつけ早速娘と二人で行ってきた。
ここはかなり前に入ったことがあり、その時は子供の目線で全く見ていなかったので気付かなかったのかもしれないが、今回行ってみると子供にとっても大人にとってもなかなか面白い場所だった。
まずお目当てのダンボールで作ったいろんな遊具が置いてあるスペースはこんな感じ。
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多くの子供が遊び回る中でうちの子も片っ端から遊んでいます。
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しばらく遊んで飽きた後は、3Dシアタールームでメガネをかけて鑑賞。
でも子供はメガネを嫌がってかけなかったので、立体的に見えずに多分ブレた映像を見ていた。
だから何が面白いのかさっぱりわからないようで、反応鈍し。
そして、周りの家族がスタンプラリーみたいなものをやっていたので、受付に確認すると宝探しみたいなものをやっているということだったので、ヒントのシートを頼りに館内を探して回った。大人がやっても意外に見つからないので、子供だけだとなかなか難しいかもしれない。
その他には理科の実験のようなことをするコーナーがあったり、イベントへの参加(自分たちが参加したのはレインボースコープの作成)があったりして、子供連れの親子にはありがたいところであった。
ここはこうして遊び回る家族が多いので、直接的には商品アピールは出来ないかもしれないが、家庭内におけるパナソニックのブランドイメージ向上には寄与しているかもしれないね。
虫と暑さにやられた北海道(1)
夏の北海道と言えば、エアコンいらずの快適なところ、というのはひと昔前のことになってしまったのだろうか?
今回の北海道旅行はこれまで旅した中で一番暑い北海道だった。
そして、その暑さのせいなのか、虫がやたらと多くて何度かハプニングに遭遇。
まあそんな風に書くとネガティブな印象を与えてしまうけど、総括すればやっぱり北海道は北海道らしく他では味わえないいいところだった。
簡単に振り返りを・・・
数年ぶりの北海道は道東をメインということで、本来はキャンプやトレッキングなどを楽しみたいところでしたが、初めて子供を連れての長めの旅行ということで、全て普通に旅館に泊まるという安全策をとった。
飛行機は往復JALの先得。
釧路から入る便はなかったため、行き帰りとも帯広空港を利用。
空港を降り立ったが、日差しは強く涼しさは感じられない。
レンタカー会社の人に聞くと、帯広は最高気温は32℃になるそう。。。
東京とあんまり変わらないじゃん。
それでもレンタカーで走り出すとやっぱり北海道ならではの風景。
広がる牧草地帯やとうもろこし、じゃがいも畑。
道はまっすぐ続き、知らずにスピードが出ている状態。
初日は釧路を目指し、東へ東へ。
釧路近くになるとキリが所々にかかり、気温も下がってきたのがわかる。
釧路駅に到着し、時間があまりないのでランチを適当なところで食べて、今日の目的のノロッコ号に乗車。
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この電車はトロッコ電車みたいに景色や風がダイレクトに感じられるようにオープンになってきて、釧路湿原のポイントの景色ではノロノロとスピードを落としてくれる。
確かに爽快な気分を味わえるものの、釧路湿原の景色というとやっぱり高いところから見下ろせる展望台から見た方がいいかもしれない。
塘路駅で降りて少し周りを歩いた後、同じ列車で釧路駅まで折り返す。
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釧路駅まで戻り、釧路湿原の展望台の一つに向かった。
舗装路から少し外れてしばらく走り展望台近くで車を止めようとすると、先に止まっている車ではなんだかバタバタしている人が・・・
ここで最初の虫(アブ)の洗礼である。
アブは熱に反応するらしく、車のエンジンから発生する熱で止まると一気に群がってくる。自分たちの車も止めると、バーっとアブがボンネットやガラスに張り付いた。
これまでに何度もアブに血を吸われて最悪な目に遭っているので、とにかくアブを寄せ付けないように逃げることと、車の中にアブを侵入させないこと、この2点に集中して車から脱出。(まさに脱出としかいいようがない)
そんなこんなで展望台に到着したが、景色はなかなかだった。
もう少し遅ければ夕陽になってもっときれいだっただろうけど。
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そして、乗る時ももちろん細心の注意を払って車に飛び乗り、今日の宿へ向かった。
この日の温泉はモール温泉といって地下の植物の堆積層を通った地下水が元になっているもので、美肌にいいらしい。
展望台から数十分走って宿に到着。
案内された部屋にはエアコンはない。
仕方がないので、風通しだけでもよくするために網戸を締めてそのままにしておいた。
ここでまたムシの襲来に遭うとは露知らず。。。
のんびり温泉に入り、評判通りの泉質を確かめ、湯上りのビールを楽しんだ。
夕食はあまり特徴はなかったけど、値段が値段だしまあこんなものでしょう。
さて部屋に戻ると布団が敷かれていたが、その後妻はもう一度風呂に行き、自分はとにかく遊びたがる子供と館内を散歩して回った。
(後から振り返ると明かりをつけっぱなしにしていたのもまずかった。)
そうしてしばらく部屋を離れて戻ってみると、布団の上に小さな虫がボトボトと落ちている。
最初はそんなに多くないだろうと自分で払って処理しようとしたが、その数は尋常じゃないことにすぐ気づいた。
そして網戸を見てみると網戸の内側に無数の虫たちが。
とにかくこりゃ自分たちの手に負えないと判断し、すぐにフロントへ。
フロントに駆け込むと、
「窓の注意書きを見ませんでしたか?」
と冷静に受け答え。
ここの虫は網戸をすり抜けて部屋に入ってきてしまうので、網戸だけにしてはいけないらしい。
こっちはこの暑さで窓を締め切ることなんて想像もしなかったし、そもそもそんな注意書きは見ていない。
まず最初にチェックインした時にきちんと注意を促して欲しかった。そして注意書きも絶対に目に触れるところに掲示してほしかった。
そんなことを思ったが、とにかく侵入した虫を何とかしなくてはならないので、フロントの人は従業員を部屋に向かわせた。
そして窓を締めて、ひたすら掃除機で虫を吸い取り、シーツや布団カバーを交換。
虫は部屋中に広がりその作業は結構時間がかかった。
いやいやこんな体験初めてでした。
そしてエアコンがなく窓を締め切った部屋で扇風機だけで就寝したけど、やはり寝苦しく快眠とはいえなかった。
ということで、虫と暑さの北海道ツアーの初日を終えたのでした。
虫と暑さにやられた北海道(2)
2日目は知床を目指し北上。
まず最初の目的地は屈斜路湖。
前回訪れたときに入れなかった湖畔のコタン温泉という野天風呂に入った。
ほとんど人もいなくて湯加減もぬるめで気持ちがいい。
ほとんど湖の水面と同じ高さで入れるので、湖の一部に入っているような感覚になる。
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この温泉を出てから、るるぶの地図に載っていた遊覧船乗り場に到着したが、営業している気配まるでなし。自分たち以外にもここで止まって怪訝そうに見ている車がいた。
観光客が少なくて営業を辞めたのだろうか。。。
仕方なく、次の砂湯に向かった。
ここは砂を掘ると温泉が出るという珍しいところ。
実際砂の中に足をグリグリと潜り込ませるとあったかいどころではなく熱い。
ある程度掘ってから湖の水を引き入れるのがいいかもしれない。
ただ、全身をつかる湯船にするのは大変だし、まわりは子供連れの家族で一杯なので、足湯にするのが現実的。
遊覧船に乗れなかったから、というわけではないが、近くにスワンボートがあったので、子供を真ん中にしてみんなで乗ってみた。
近くでキャンプをしている人がいたが、前回ここでキャンプをして七輪で魚を焼いた記憶がよみがえった。
昼時になったので、るるぶに載っていたアイヌ料理の店に行ってみた。
多分アイヌの伝統的な模様なんだろうが、その模様で装飾された店内で、??丼(名前を忘れた)やじゃがいもを発酵させたお菓子(これも名前が出てこない)を食べた。
お菓子はちょっと変わったクッキーという感じです。
ここを出た後はまた定番の摩周湖へ。
前回は有名な霧にやられたが、今回はすっきりと見渡せてカムイシュ島もバッチリだった。
ここは湖畔まで降りていけないので、人の手が入っていなくて自然そのものでとてもきれい。
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次の目的地は神の子池。
実は今日の目的地では一番期待していたところ。
しかし、またまたヒドイ目に遭うとは。。。
摩周湖から裏の方にぐるーっとまわっていくとその池はある。
近くまで来ると舗装路から外れて砂利道を少し行き駐車場に到着。
駐車場では先に付いていた車の中で何やら困った顔で待機している人が。
自分たちも車を止めるとすぐにわかったが、アブの襲来である。
その数尋常じゃない。
見たこともないくらい多くのアブが車にまとわりついている。
妻は怯えて速攻で「外に出ない!」宣言。
しかしわざわざここまで来て写真の一枚も取らないわけにはいかないので、自分一人が単独決行することに。
長袖、長ズボンに着替えてなるべく肌を露出させないようにして準備完了。
そして車内にアプを侵入させないように、タイミングを見計らって全速で車を飛び出した。
じっとしているとアブに血を吸われてしまうので、池まで走って向い、写真を撮る時もカラダ、特に足をバタバタさせながらめちゃくちゃに撮った。
いい写真を撮ろうというより、とにかく写真として収まっていればいい感じ。
動きまくっていたので、やっぱり手ブレが多かったが、その中ではマシな写真を一枚。
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もちろん目で池の神秘さを味わう余裕などは全くなし。
車に戻る時もダッシュで、乗り込む時だけはアブの侵入を防ぐために慎重に且つ迅速に行なった。
奇跡的にアブの車内侵入はまぬがれたが、カラダは何箇所か血を吸われてしまった。
自分たち以外ではあきらめて帰ってしまった人もいたが、やはり悪戦苦闘してでも写真を撮ろうとしている人の方が多かった。
その中でバイクの人は全身防御している人が多かったので、割合すんなり池まで行っていたようだった。
帰り道では、自転車で池まで向かっている若者を見かけたが、肌の露出度合いが高いので多分ヒドイことになっただろうと想像がつく。
どうにかこうにか、写真だけは撮って最低限の目的果たしたあとは、特に他の計画はなく、知床に向かう。
途中にじゃがいも焼酎の工場があったので、工場見学をしておすすめの焼酎を1本買ってみた。
そして知床に到着。
国民宿舎を予約していたが、外観は想像以上にオンボロ。
中は外観から想像するよりは、ずっときれいだったが、ここもエアコンはなし。
きれいな夕陽に間に合って、鹿を間近に見られたのはよかった。
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夕食は毛ガニ一匹がメインで食事はまあまあ。
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この日もエアコンなしで少々寝苦しい夜になりました。
虫と暑さにやられた北海道(3)
3日目は知床観光がメイン。
チェックアウトして知床五湖に向かった。
知床五湖は前回来た時とシステムが変わっていて、事前講習を受けないと木道以外のところは歩けないことになっている。
まあ自分たちは子連れでそもそも長い距離を散策できないことはわかっていたので影響はなし。整備された木道を歩いていくと鹿の親子が出迎えてくれた。
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途中でぐすった子供を抱えて一湖まで行って引き返し、この目的地は終了。
本当の良さは木道を通っただけでは全く味わえないけど仕方がない。
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次は予約してあった知床観光船のおーろらに乗り込んだ。
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前回の船では行かなかった知床岬までの4時間弱のコース。
途中までは有名なカムイワッカの滝などポイントがあるが、基本的に同じような風景が続くので眠くなってしまった。
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オペラグラスでクマを探してみたが結局見つけることは出来なかった。
知床岬まで行くと北方領土である国後島を大きく見ることができた。
<知床岬>
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<遠方に国後島を望む>
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車に戻るとカモメの糞でボディはヒドイ有様。
そんな車に乗り込み、定番のオシンコシンの滝を眺めた後は、宿泊地である網走に向かった。
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途中に地図上で気になるところを発見したので、ちょっと寄り道することにした。
それはストーンサークルと地図には掲載されていたが、正式には「朱円周堤墓」というらしい。
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そしてこの日もここでハプニングが・・・
確かに円形に石が並べられていてそれを確認して車に戻ろうとしたところ、何やら妻の悲鳴のような声が・・・
子供の足元からふくらはぎにお腹の赤い大きなアリが沢山群がっていたらしい。
妻は急いで払いのけたらしく、自分が確認した時には子供にアリはついていなかったが、咬まれたような赤い痕がいくつかあった。
そして車に戻って自分の足元を念のため見てみると、例のアリが一匹張り付いていた。
確かに腹が赤くて東京では見たことがない。
ちょっと気持ちが悪いので、速攻で退治してしまった。
このアリは何というアリだったのだろうか??
そこから車を走らせ夕刻には宿泊先の網走観光ホテルに到着。
これまであまりいい設備の宿に泊まっていなかったので、この日もあまり期待していなかったが、ここは非常に良かった。
ホテルらしく設備、アメニティが整備されている。子供専用のゆかたもあって、浴衣好きの子供は大喜び。
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そして、北海道に来て初めてのエアコンがあったのは嬉しかった。
風呂上がりには網走湖越しの夕陽を眺め、いい気分でビールを飲んだ。
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夕食はこの日も毛ガニ1匹がついていたが、それ以外の料理もとても充実していてうまかった。
それにしても毛ガニは美味しいんだけど、食べるのは非常に面倒くさい。
妻は子供の食事の面倒をみなくてはならないので、妻の分も毛ガニをむいてあげていると、めちゃくちゃ時間がかかった。
カニを食べ尽くすために、一人残ってモクモクと食べていたが、周りには人がいなくなって、最後は少し焦り気味で食べ終わった。
ちなみに自分は沢山むいてから一気に食べるのが好きでテーブルの上はこんな有様。
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この日もムシのハプニングに見舞われたが、快適な環境で眠りにつくことができた。
虫と暑さにやられた北海道(4)
北海道旅行4日目。
この日は網走観光からスタート。
最初に向かったのはオホーツク流氷館。
ここではマイナス18度の世界で本物の流氷が見れる。
渡された濡れタオルをぐるぐる回していると本当に凍ってパリパリになった。
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他にはクリオネなど厳寒の海に生息している生物を見ることができた。
それからここは天都山の上にあるので、展望台からの景色も楽しめた。
その後は、その近くにある観光としては網走で一番有名だと思われる網走監獄に行くのが一般的なパターンだと思うが値段が高いしあえてパス。
その代わりに網走刑務所に向かった。有名なレンガづくりの正門で写真を撮って、
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その近くにある展示即売所を覗いてみると、受刑者たちが作った手工芸品が沢山並んでいた。網走刑務所の受刑者だけでなく全国のいろいろな受刑者の手工芸品があった。網走刑務所の受刑者によって作られた三眺焼という焼き物が素朴でいい味を出していたので茶碗とお猪口を購入した。
そこからはしばらくドライブ。
能取(のとろ)半島の先の能取岬を経由して、能取湖をぐるっと回り、サロマ湖に向かう。
<能取岬の灯台>
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途中るるぶに掲載されていたレストハウスでホタテとイクラがのった丼をいただいたが、これで千円はなかなかお得。
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そしてサロマ湖展望台に車を走らせた。サロマ湖はでかいので、下からでは全体像がつかめないが、山の上にある展望台からは一望できるらしい。
そうして目的地に近づいてくるとまた舗装路から外れて砂利道をひたすら登ることになった。
このパターンではまたアブの恐怖が頭をよぎったが、駐車場に車を止めても、アブはたいして寄ってこなかった。(数匹はいたけど)
そして展望台からの眺めは最高だった。
海とつながっている部分もよく見えるし、この景色は一見の価値ありだ。
持っていたレンズでは全体を撮れないのが残念。かなり広角レンズじゃないとダメでしょう。
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展望台から下りて、近くの道の駅に寄って、お土産を買い込んだ。
帰りの帯広空港は千歳空港のように大きくないので、最後にお土産の心配するのが嫌で、かなり買ってしまった。
この日の宿は糠平温泉のペンションでサロマ湖からは結構距離があり、既に直接向かった方がいい時間帯だったが、もう一箇所だけ寄りたい場所があったので、そこを目指した。
その場所は日本一寒いとも言われる陸別の日産の試験場。
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多少迷ってたどり着いたその場所は、本当に冬は厳寒の地になるのかと、現在の気温からは想像できない、何もない場所。寒冷地の試験がここで行われていることを考えると興味深いが、一方で夏は何をしているのか、という疑問も・・・
さて、それは置いておいて、その後は足寄を経由して、糠平温泉のペンションに到着。
このペンションは家族経営であたかかい対応が特長みたい。
実際に子供にはとても配慮してくれた。
温泉の家族風呂に入ってから子供を抱いてみると何だか熱っぽい。
ここ最近病気をしていなかったが、久しぶりにヤバイ兆候。
宿の人に体温計を借りて測ると38度以上の熱。
子供は夕食はあまり食べずに、そして明らかに機嫌が悪くなってきた。
案の定よく寝付けない子供は夜中に暴れ出し、泣き叫び始めた。
こうなるとどうしようもない。
とにかく落ち着くのを待つだけだったが、宿泊客に相当迷惑をかけてしまったと思う。
発熱の原因は何だったのか、旅行の疲れか、ホテルのエアコンで寝冷えしてしまったのか、検討はつかない。
虫と暑さにやられた北海道(5)
旅行最終日は、子供の体調を気にしながらのスタート。
朝起きると、少し熱は下がったような感じ。
測ってみると37度5分。
まあ機嫌も良くなってきていたし、飛行機の時間までどこかで寝て過ごすこともできないので、普通に観光することにした。
まず糠平湖にかかるタウシュベツ川橋梁を見てから、
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宿の人のおすすめの乗り物に乗ってみることにした。
それは、森の中で自転車を漕いでレールの上を走る乗り物で、親子で楽しめるらしい。
かなりマイナーだと思っていたが、自分たち以外にも結構乗る人がいてちょっと驚いた。
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それから公営の牧場では日本一広いと言われるナイタイ高原牧場へ。
ここはその敷地に入ってからもひたすら車で登らなくてはならないほど広大な牧場。
下の写真山全体が一つの牧場。
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本当にめちゃくちゃ広い。遠くの方で牛が放牧されているのが見えるが、家畜にとってはぜいたくな場所だな、ここは。
この広大で爽快な景色は日本では北海道でしか味わえないだろう。
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昼ご飯の時間にあわせて、有名な豚丼を帯広市内でを食べようと南下していくと、帯広駅に近づくにつれて車が混み始め、思ったように動かなくなってしまった。
これは何かあるに違いないと思っていると、この日は帯広の花火大会の当日。
花火会場付近はまだ早い時間にもかかわらず多くの人が場所を確保していた。
結局帯広市内の有名な豚丼屋はどこも行列ができていて、飛行機の時間のこともあったので、食べるのを断念せざるを得なかった。
時間に余裕はあったが、ギリギリで慌てるよりはマシだし、子供の体調のこともあったので、予定よりも早く空港に到着した。
飛行機のフライト時間近くになると子供はぐったり。
また熱がぶりかえしたらしい。
今度は前よりも熱が高そうだ。
ぐったりして機嫌の悪い子供とともに飛行機に乗り込み、北海道ともお別れ。
当然機内でもぐずり、最後は少々大変になったが、これが初日とかでなくて良かった。
今回は子供の件も含めてハプニングの多い旅行になったが、子供とある程度の旅行は可能という検証ができたのはよかった。
3才になる前にまた旅行の計画をしてみたいね。
ちなみに旅行から帰った子供は、39度5分という高熱を出し、当日夜はほとんど寝られずに親子で散々な夜とになった。
結局熱しか症状は出なくて、何が原因かわからないまま、発熱してから4日目くらいには回復し、出かけられるようになった。