豚バラのかたまりを塩漬けにして10日前くらいに仕込んでおいたパンチェッタを使ってパスタを作ってみた。
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パンチェッタとエリンギとホウレンソウを使って、仕上げに生クリームでコクを出してみた。
デキとしては、やや不満。
もうちょっと熟成した豚肉のうまみが出ていると期待していたけどまだ物足りない。
熟成期間が短いのか、塩加減か。。。
まあお店のようなものを期待していた自分も悪かったが、次回はもう少し工夫しておいしくしてみたい。
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内藤商店オリジナル君の井古酒
酒好きの自分がよく利用している酒屋が五反田の内藤商店
ここの店主はちょっとお酒について質問したりすると、いろんな情報が出てくるので話していると面白い。
先日行った時も、日本酒についていろいろ話をしていたら、内藤商店と新潟の君の井酒造のコラボで造ったオリジナルの日本酒があるというので、早速購入してみた。
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このお酒は無濾過の日本酒を温度などの管理が徹底された土蔵で何年間か熟成されたもので、これは3年熟成。
もともと酒の熟成に悪影響を及ぼす光を遮断する意味でビンのまわりが新聞紙くるまれているんだけど、この新聞が詰日の新潟日報を使っているのも面白い。
日本酒は管理をキチンとしていないで、ただ置いておくと酸味が出てきて、色も褐色がかってくるんだけど、これはさすがそんなことはない。
いやな酸味はなく、熟成されたまろやかさ、角がとれて優しい、それでいて米の味わいも深い、美味しい酒に仕上がっていると思う。
吟醸酒のようなフルーティな飲み口を好む人には合わないだろうけど、日本酒の深みのあるうまみを味わいたいならおすすめですね。
これから、もっと熟成されたものを出てくるみたいです。
それも味わってみたいね。
タレが決め手のしょうが焼き
花見 at 代々木公園
震災による自粛ムードの中で、これはちょっと行き過ぎで、2次災害の懸念を指摘する人が多くなってきた。
東北の酒蔵でも動画を流して、自粛しないて東北のお酒で花見をやってほしい、とやっていたので、早速昨日行きつけの酒屋に出向いて、岩手の南部美人の純米吟醸を買ってきて、花見のメインに据えることにした。
さて今年は初めて代々木公園でやることにしたんだけど、待ち合わせの原宿駅は大混雑。
(自粛なんて何もなさそうな感じ。。。)
20代の年齢層が圧倒的に多い中、じいさん、ばあさん、おやじ、おばさんが人ごみの流れについてぞろぞろと歩く。
芝が多いところでやりたかったが、人が多そうだったので、ちょっとはずれたところに場所をとった。
しかし、そこもしばらくして、周りを見ると沢山の人に。
ビールから始まり、メインの日本酒に。
吟醸というわりには吟醸香は強くなくて、純米のどっしりした旨口のお酒だと感じた。
お酒を飲み始めるとお決まりの小便近し状態になり、便所との往復が始まった。
そして花見恒例の便所並びに多くの時間を費やすことになった。
特に女性トイレはすさまじく、一度行ったら1時間近く戻ってこれないはめに。
年齢層とトイレの状況だと来年は場所変更だな。
来年の花見は震災・原発からある程度立ち直り、明るさの見える状況で迎えたいものです。
写真は、お土産にもらったアンパンマンとおじいちゃんと子供
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ヒレソテーバルサミコソース
豚ヒレ肉って、とんかつのイメージからすると、少し高級そうなイメージがあるけど、意外に安くうっている。
あんまり一般的に使われない部位だからだろうか、自分がいつも買うのはブロックで100g100円である。(もちろん国産じゃないけど。)
今日はブロックを何枚かに分けて、それを肉たたきでのばして、ソテーにしてみた。
ソースは大好きなバルサミコ酢を使って。
ヒレ肉は、やわらかいんだけど、自分にとっては脂身が少なくちょっとタンパクなので、バター、赤ワイン、バルサミコ酢を使った濃厚なソースはよくマッチした。
(自分は豚の脂好きなので、とんかつはいつもヒレは選択せず、脂身のあるロースです。)
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他にもヒレ肉を使ったレシピなんかないかな~
タイヤ公園
今日は有名な通称「タイヤ公園」デビュー
雑色の商店街で買い出ししてから向かったんだけど、雑色の商店街がなかなか自分好み。
安い惣菜屋があって、昼飯の買い出しではかなり目移りしてしまった。
さてタイヤ公園は、さすがにタイヤばっかりあります。
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芝生スペースみたいなものもあればと思ったが、そんなスペースはなく、テーブルベンチの一角をとって、まずはご飯。
雑色商店街で買ったジャンキーな安い惣菜がなかなかビールにグッド。
食事の後は、子供の行きたいようにまかせて公園遊び。
すべり台では、タイヤを持って登ってから、その上に乗って子供と2人で滑るんだけど、子供はエンドレスで、「もう一回、もう一回」とせがむので、そのうちこちらが疲れてギブアップ。
砂場で遊んでるくらいがいいんですが、やっぱりブランコやすべり台など動きのあるものが好きなようで、そうなると親が駆り出されます。
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やっぱり子供にとってはこういう公園は楽しいらしく、結構長い時間はしゃいで遊んでいた。
そして、帰りは疲れてグッスリ。
また雑色商店街経由で行きたい公園です。
食の安全
福島第一原発事故の影響は広がり続け、食の安全を脅かし始めている。
今回の原発事故が起こった当初から想定されたことではあったが、実際に起きて自身も影響を受けることになると、いろいろと対応はやっかいだ。
牛乳や野菜も問題だが、水の問題は影響がさらに大きい。
東京都に限れば、乳児への摂取制限を発表した後は、放射性ヨウ素の数値は下がり続け、現在は乳児への摂取制限は解除されているが、一度発表してしまった食の問題、水の問題は簡単に収まるわけはない。
野菜にしも、水にしても、相当の量を一年間摂取しても、健康に影響を与えるものではないといくらアピールしたところで、そもそも健康に悪い放射性物質が含まれているという事実だけで、大人でも敬遠したくなるのが普通の人の心情だ。
同じもので、放射性物質が含まれていないものを選びたいというのはほとんどの人の感覚で、これが改善されるには原発問題にケリがついて、完全に放射能漏れの影響がないと判断される時まで待たなければならないので、当分は無理だろう。
自分自身は、いい年したオヤジなので、水道水でも北関東の野菜でも飲んだり食べたりするのはそれほど抵抗はないけど、やはり自分の2才の子供に対してはいくら影響はまずないと言われても水道水や北関東方面の野菜を食べさせようとは思えない。
ということで、ウチではご飯やお茶は子供用はペットボトルの水を使い、大人用は水道水にしているので、管理がちょっと面倒になっている。
そもそも水道水を絶対使わない人は結構いるだろうし、今回の件で全てをペットボトルの水に切り替えた人もいるだろうが、被災者の人たちや乳児をかかえている人たちにスムーズに水がいきわたらない現状では、大人は水道水を使ってほしいところではある。
いずれにしても、この食の問題、そして電力の問題は当面影響が続くことは覚悟しなくてはならない。
経済は停滞することは間違いないし、様々な補償問題は東電だけで抱え切れる問題ではないので、最終的には日本国民全体で痛みを分かち合うことになるだろう。
結局は共に助け合い、支えあってしか再生の道はないのだ・・・。
自分でできること
震災が起きてから、様々な著名人が支援を表明し、コメントを残したりしている。
その中で、プロスポーツ選手からは、
「自分が一生懸命プレーしている姿を見てもらって、勇気と希望を与えたい。」
というようなコメントが多く聞かれるが、自分はちょっと違和感を感じてしまう。
確かに成功を収めているようなスポーツ選手のプレーから勇気と希望を与えられる人は平時にはいるだろう。
しかし、今は平時ではない。現実に被災している人のほとんどにとってはスポーツを見る余裕はなく、目の前の生活をどうするかが全てである。
そういう人たちに勇気や希望を与えられるのは、被災地で今実際奮闘して頑張っている人たちや、実際に過去の災害経験から立ち直った経験を持つ人くらいじゃないだろうか。
このことで別にスポーツ選手を非難したい訳では全くない。
言いたいのは、スポーツ選手だろうが、著名人だろうが、別に特別な存在という訳ではなく、結局やるべきことは一般人と同じだろうということ。
とにかくこんな状況下で各人ができることは何かと問われた場合、結局はそれぞれ自分自身が社会から与えられた役割を粛々とこなし、プラスアルファとして義援金、支援物資、ボランティアなどで貢献するしかないと思うのだ。
例えばスポーツ選手は、出来る限りのプレーをすればいいし、一般的な職業の人はそれぞれの立場で一生懸命頑張って、プラスアルファとして被災者に対する直接的な行動(義援金、支援物資、ボランティアなど)を付加すればいい。
自分自身は結局それしかないと考えている。
円史上最高値更新
円が1995年の79円75銭を突破し、一気に76円台前半まで買われ、史上最高値を更新した。
おそらくオプションのトリガーやストップロスなどを巻きこみながら、あっという間に進んだと思う。
急激な円高が進んだ背景には、震災の影響に伴う日本企業の海外資産から円資産への巻き戻しが起こるのではないかという投機筋の円買いの動きがあったというが、そんな後付け講釈のようなことは置いておいて、現在の日本の状況下で、円という通貨に対する信頼感はまだ損なわれていないというのはある意味驚きだ。
急激な円高は日本の輸出企業にとって、大きなダメージであることは間違いないが、円の信頼が保たれているうちはまだマシだ。しかし、怖いのは、日本経済、ひいては日本という国そのものに完全に見切りをつけられ、円が投げ売りされるような事態になった時だ。
客観的に見て、海外通貨との不美人競争下で、円は買われる要素より売られる要素の方が圧倒的に多い。
投機的な動きは速い。どこかのタイミングで円に見切りをつけたら、逆に大きく円売りに走るだろう。そして、円の価値が暴落すれば、ハイパーインフレという最悪の事態も可能性としてはありうる。
そうなってほしくはないが、今回の震災を考えると、起きてほしくないリスクが顕在化することは、十分に覚悟しておいた方がいいのかもしれない。
福島原発の行方
首都圏に住む人間にとっては、被災者の惨状に非常に心を痛めると同時に、やはり気にかかるのは自身にもその影響を及ぼしかねない福島原発の行方だ。
日々刻々と伝えられる情報は、トラブルが拡大し、打つ手もなかなかうまくいかずに状況はかなり深刻だ。
こうした状況を受けて、チェルノブイリ化を懸念するかなり悲観的な人や放射線に過敏に反応する人が増えてきた。
確かに状況は楽観視できるものではないし、自分の身は自分で守らなくてはならないから、海外や西日本に避難するというのもリスク管理としてはいいかもしれないが、それでも自分は信じたい。
最悪の事態は回避されると・・・
政府や東電の対応に怒りをぶつける人もいる(それはそれで構わない)が、とにかく彼らにやりぬいてもらうしか手立てはない。
今回の危機管理の対応の反省や原発そのものに対する今後の在り方などは平時になってからいくらでもできるので、今は彼らに対して非難の目を向けても何にもならない。
高い放射線を浴びながら、電気もない中で、まさに命を削って、命をかけて、日本のために現場で作業している人が沢山いる。
私たちはそんな彼らに敬意を表し、ひたすらエールを送り、そしてうまくいくように祈るしかない。