2日目は知床を目指し北上。
まず最初の目的地は屈斜路湖。
前回訪れたときに入れなかった湖畔のコタン温泉という野天風呂に入った。
ほとんど人もいなくて湯加減もぬるめで気持ちがいい。
ほとんど湖の水面と同じ高さで入れるので、湖の一部に入っているような感覚になる。
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この温泉を出てから、るるぶの地図に載っていた遊覧船乗り場に到着したが、営業している気配まるでなし。自分たち以外にもここで止まって怪訝そうに見ている車がいた。
観光客が少なくて営業を辞めたのだろうか。。。
仕方なく、次の砂湯に向かった。
ここは砂を掘ると温泉が出るという珍しいところ。
実際砂の中に足をグリグリと潜り込ませるとあったかいどころではなく熱い。
ある程度掘ってから湖の水を引き入れるのがいいかもしれない。
ただ、全身をつかる湯船にするのは大変だし、まわりは子供連れの家族で一杯なので、足湯にするのが現実的。
遊覧船に乗れなかったから、というわけではないが、近くにスワンボートがあったので、子供を真ん中にしてみんなで乗ってみた。
近くでキャンプをしている人がいたが、前回ここでキャンプをして七輪で魚を焼いた記憶がよみがえった。
昼時になったので、るるぶに載っていたアイヌ料理の店に行ってみた。
多分アイヌの伝統的な模様なんだろうが、その模様で装飾された店内で、??丼(名前を忘れた)やじゃがいもを発酵させたお菓子(これも名前が出てこない)を食べた。
お菓子はちょっと変わったクッキーという感じです。
ここを出た後はまた定番の摩周湖へ。
前回は有名な霧にやられたが、今回はすっきりと見渡せてカムイシュ島もバッチリだった。
ここは湖畔まで降りていけないので、人の手が入っていなくて自然そのものでとてもきれい。
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次の目的地は神の子池。
実は今日の目的地では一番期待していたところ。
しかし、またまたヒドイ目に遭うとは。。。
摩周湖から裏の方にぐるーっとまわっていくとその池はある。
近くまで来ると舗装路から外れて砂利道を少し行き駐車場に到着。
駐車場では先に付いていた車の中で何やら困った顔で待機している人が。
自分たちも車を止めるとすぐにわかったが、アブの襲来である。
その数尋常じゃない。
見たこともないくらい多くのアブが車にまとわりついている。
妻は怯えて速攻で「外に出ない!」宣言。
しかしわざわざここまで来て写真の一枚も取らないわけにはいかないので、自分一人が単独決行することに。
長袖、長ズボンに着替えてなるべく肌を露出させないようにして準備完了。
そして車内にアプを侵入させないように、タイミングを見計らって全速で車を飛び出した。
じっとしているとアブに血を吸われてしまうので、池まで走って向い、写真を撮る時もカラダ、特に足をバタバタさせながらめちゃくちゃに撮った。
いい写真を撮ろうというより、とにかく写真として収まっていればいい感じ。
動きまくっていたので、やっぱり手ブレが多かったが、その中ではマシな写真を一枚。
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もちろん目で池の神秘さを味わう余裕などは全くなし。
車に戻る時もダッシュで、乗り込む時だけはアブの侵入を防ぐために慎重に且つ迅速に行なった。
奇跡的にアブの車内侵入はまぬがれたが、カラダは何箇所か血を吸われてしまった。
自分たち以外ではあきらめて帰ってしまった人もいたが、やはり悪戦苦闘してでも写真を撮ろうとしている人の方が多かった。
その中でバイクの人は全身防御している人が多かったので、割合すんなり池まで行っていたようだった。
帰り道では、自転車で池まで向かっている若者を見かけたが、肌の露出度合いが高いので多分ヒドイことになっただろうと想像がつく。
どうにかこうにか、写真だけは撮って最低限の目的果たしたあとは、特に他の計画はなく、知床に向かう。
途中にじゃがいも焼酎の工場があったので、工場見学をしておすすめの焼酎を1本買ってみた。
そして知床に到着。
国民宿舎を予約していたが、外観は想像以上にオンボロ。
中は外観から想像するよりは、ずっときれいだったが、ここもエアコンはなし。
きれいな夕陽に間に合って、鹿を間近に見られたのはよかった。
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夕食は毛ガニ一匹がメインで食事はまあまあ。
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この日もエアコンなしで少々寝苦しい夜になりました。
虫と暑さにやられた北海道(2)
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