虫と暑さにやられた北海道(3)

3日目は知床観光がメイン。
チェックアウトして知床五湖に向かった。
知床五湖は前回来た時とシステムが変わっていて、事前講習を受けないと木道以外のところは歩けないことになっている。
まあ自分たちは子連れでそもそも長い距離を散策できないことはわかっていたので影響はなし。整備された木道を歩いていくと鹿の親子が出迎えてくれた。
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途中でぐすった子供を抱えて一湖まで行って引き返し、この目的地は終了。
本当の良さは木道を通っただけでは全く味わえないけど仕方がない。
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次は予約してあった知床観光船のおーろらに乗り込んだ。
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前回の船では行かなかった知床岬までの4時間弱のコース。
途中までは有名なカムイワッカの滝などポイントがあるが、基本的に同じような風景が続くので眠くなってしまった。
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オペラグラスでクマを探してみたが結局見つけることは出来なかった。
知床岬まで行くと北方領土である国後島を大きく見ることができた。
<知床岬>
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<遠方に国後島を望む>
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車に戻るとカモメの糞でボディはヒドイ有様。
そんな車に乗り込み、定番のオシンコシンの滝を眺めた後は、宿泊地である網走に向かった。
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途中に地図上で気になるところを発見したので、ちょっと寄り道することにした。
それはストーンサークルと地図には掲載されていたが、正式には「朱円周堤墓」というらしい。
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そしてこの日もここでハプニングが・・・
確かに円形に石が並べられていてそれを確認して車に戻ろうとしたところ、何やら妻の悲鳴のような声が・・・
子供の足元からふくらはぎにお腹の赤い大きなアリが沢山群がっていたらしい。
妻は急いで払いのけたらしく、自分が確認した時には子供にアリはついていなかったが、咬まれたような赤い痕がいくつかあった。
そして車に戻って自分の足元を念のため見てみると、例のアリが一匹張り付いていた。
確かに腹が赤くて東京では見たことがない。
ちょっと気持ちが悪いので、速攻で退治してしまった。
このアリは何というアリだったのだろうか??
そこから車を走らせ夕刻には宿泊先の網走観光ホテルに到着。
これまであまりいい設備の宿に泊まっていなかったので、この日もあまり期待していなかったが、ここは非常に良かった。
ホテルらしく設備、アメニティが整備されている。子供専用のゆかたもあって、浴衣好きの子供は大喜び。
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そして、北海道に来て初めてのエアコンがあったのは嬉しかった。
風呂上がりには網走湖越しの夕陽を眺め、いい気分でビールを飲んだ。
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夕食はこの日も毛ガニ1匹がついていたが、それ以外の料理もとても充実していてうまかった。
それにしても毛ガニは美味しいんだけど、食べるのは非常に面倒くさい。
妻は子供の食事の面倒をみなくてはならないので、妻の分も毛ガニをむいてあげていると、めちゃくちゃ時間がかかった。
カニを食べ尽くすために、一人残ってモクモクと食べていたが、周りには人がいなくなって、最後は少し焦り気味で食べ終わった。
ちなみに自分は沢山むいてから一気に食べるのが好きでテーブルの上はこんな有様。
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この日もムシのハプニングに見舞われたが、快適な環境で眠りにつくことができた。

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