首都圏に住む人間にとっては、被災者の惨状に非常に心を痛めると同時に、やはり気にかかるのは自身にもその影響を及ぼしかねない福島原発の行方だ。
日々刻々と伝えられる情報は、トラブルが拡大し、打つ手もなかなかうまくいかずに状況はかなり深刻だ。
こうした状況を受けて、チェルノブイリ化を懸念するかなり悲観的な人や放射線に過敏に反応する人が増えてきた。
確かに状況は楽観視できるものではないし、自分の身は自分で守らなくてはならないから、海外や西日本に避難するというのもリスク管理としてはいいかもしれないが、それでも自分は信じたい。
最悪の事態は回避されると・・・
政府や東電の対応に怒りをぶつける人もいる(それはそれで構わない)が、とにかく彼らにやりぬいてもらうしか手立てはない。
今回の危機管理の対応の反省や原発そのものに対する今後の在り方などは平時になってからいくらでもできるので、今は彼らに対して非難の目を向けても何にもならない。
高い放射線を浴びながら、電気もない中で、まさに命を削って、命をかけて、日本のために現場で作業している人が沢山いる。
私たちはそんな彼らに敬意を表し、ひたすらエールを送り、そしてうまくいくように祈るしかない。
福島原発の行方
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